国立大学法人神戸大学の100%孫会社である株式会社神戸大学キャピタル（本社：兵庫県神戸市、代表取締役：山口 正弘、以下「KUC」）は、このたび、SBIホールディングス株式会社（本社：東京都港区、代表取締役会長兼社長：北尾 吉孝、以下「当社」）の100％子会社であるSBI大学発ベンチャー育成支援株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：後藤　健、以下「SBI大学発ベンチャー育成支援」）との間で、共同ベンチャーファンド「神戸大学ファンド（KUC1号）」（以下「本ファンド」)を設立いたしましたので、お知らせいたします。

　神戸大学は、100％子会社である株式会社神戸大学イノベーション（本社：兵庫県神戸市、代表取締役：松尾 貴巳、以下「KUI」）を通じて産学連携業務を推進しており、2021年には神戸大学、神戸市、株式会社三井住友銀行の三者間で「スタートアップエコシステム形成促進に関する協定書」が締結されました。

　このような状況下で、KUCはKUIの100％子会社として、大学発・地域発のシーズへの出資を行い、研究成果の社会実装を推進することを目的として設立されました。

　KUC及びSBI大学発ベンチャー育成支援が共同運営会社となる本ファンドは、国立大学として初の100%民間出資によるファンドです。神戸大学発のシーズのみならず、地方創生・地域活性化に資するベンチャー企業の支援を行います。

ファンドの概要

[名称]
KUC1号投資事業有限責任組合（KUC1号）※通称：神戸大学ファンド

[設立日]
2023年1月

[運用期間]
10年間

[ファンド規模]
ファースト・クローズ 20億円（2023年1月末）

[ファンド運営会社]
株式会社神戸大学キャピタル・SBI大学発ベンチャー育成支援株式会社

[投資対象]
①神戸大学発ベンチャー（プレシード等シードステージにあるベンチャーも支援）
②他大学・研究機関
③神戸大学のOBOGが創業したベンチャー